当院のセラミック診療システム

 
 
① セレックシステム
 
 当院でのセラミック治療はメインにCADCAMシステムによるオールセラミック治療を行っております。
使用システムは シロナデンタル社の セレックAC オムニカムシステムを使用しております。
(平成27年1月現在、最新バージョンのシステム使用)
 
現在増えてきたCADCAMシステムですが、一番古くからの実績あるシステムです。バージョンアップを
繰り返しながら欠点が改善され現在最も完成されたシステムです。
 
 口腔内で直接データを取り込みができるシステムは現在このシステムだけです。
 
(詳細は別項で)
 
 
 

② ダイレクトクラウン(H27.7当院での取り扱いは終了いたしました)

  3M社製のハイブリットセラミックによるクラウンです。(100%セラミック製品ではありません)

  樹脂成分が少し入ったもので、強度的にはセラミックより低下しますので適応に制限があります。

  条件がよい場合にはその場で1回の治療で歯が入ります。

  半完成品のクラウンで、工業的に作られた製品であるためコストパフォーマンスには優れ比較的安価

  にご提供できます。しかしながら、ケースによっては技術的に困難な場合もあります。

  (詳細は別項で)

 

 

 

③ 技工所への外注セラミック

 
あえて技工所に依頼するセラミックとは、主にブリッジなど欠損がある部分をセラミックで
治すケースが該当します。これはセレックシステムでブリッジを制作する場合には、症例に
制限があるからです。
 
 
セレックシステム以外のセラミック取り扱い素材は下記の通りです。
 
1、ジルコニアセラミック製品 (金属非使用)
   セラミック、ジルコニアのコンビネーション
   フルジルコニア製品
2、メタルボンド製品(旧来からの金属にセラミックを焼き付けるもの)金属使用
3、ハイブリットセラミック(100%セラミックではありません)
4,保険適応のCADCAMクラウン
 
以上の治療方法を取り扱っております。
ブリッジ等、長い症例に対してノンメタル(金属非使用)治療の場合には
外注でジルコニアセラミックシステムの応用になります。
 
 
製作担当技工所   大和市 株)デンタルアクト
 
 
 

 

セラミック診療の治療の流れ紹介

 

診療の流れ

① 初診、簡単な診査とカウンセリング

初診時は原則としてカウンセリングまでとします。

かみ合わせの確認、根の状態確認、などお口の診査を行い適切なセラミックの選択を行います。

価格の説明、場合によっては口腔内写真、レントゲン等資料取りを行います。

治療方法、材料が決定した場合には見積もりを作成いたします。

② 治療開始

  * 予め充分な時間をとって治療を行います。

    場合によっては型取りまで数回かかることがあります。治療対象の歯の状態によります。

  * 形成作業通常通り、タービン等用いてセラミックを入れる歯の形成作業(形作り)を行います。

  * データ取り込み コンピュータあるいは印象材による型取り

③ 歯の装着

  セラミックメーカー指定の材料、方法で行います。

④ セット後の経過確認

  通常は1週間前後で、セラミック破損の有無、噛み合わせの経過チェック等行います。

⑤ 定期検査

  原則として1年に1回の定期検査を義務ずけております。

 

 

セレックの保証規定

当院でセットしたセレック治療でのセラミックについては当院保証規定に沿った5年間の保障を行います。
 
保証規定の一部
 
① 原則として1年に一度の定期検診を当院にて行うこと
② 保証はセラミックの破折、脱落を対象とし状態により修理または新規製作を行います。保証の方法は
  当院に決定権があります。
③ セラミックをセットした歯が虫歯、歯周病等により自覚症状が出現したことにより、セラミックの再
  製作が必要になった場合、当院規定に従い再製作料金が発生します。
 
その他詳細は当院にてお尋ねください。

ワンデイトリートメントについて

セレックシステムを利用したセラミック治療は1日でセラミックを入れることも可能
 
急ぎの場合には、形成当日にセラミックの歯を入れることも可能です。
ただし、あらかじめスケジュールを組んで時間を確保した予約が必要です。また、一度に治療
できる本数は1〜2本が限度です。
さらに、選択する材料の種類により治療に必要な時間も異なりますので
カウンセリング時にご相談ください。
✳︎ 当日セットの場合には別料金が加算されます。